2021.12.05エアコンの配管について
エアコンの取付には必ず配管工事が必要です。
この記事では、配管の種類や、配管工事が必要な理由についてご説明します。
▼配管の種類
・冷媒管
室内機と室外機をつなぐ役割があります。
断熱材で覆われた2本の銅製のパイプで、ペアコイルとも呼ばれています。
家庭用で使用する冷媒管は2分3分と2分4分で、エアコンの種類によって使い分けられています。
・ドレン管
熱交換器に溜まった結露を排出す役割があります。
エアコンのトラブルでよく聞く水漏れは、ドレン管のつまりによるものが多いです。
▼配管工事とは
エアコンを取り付けるときは、室内機と室外機をつなぐために壁に穴をあけ、配管を通す必要があります。
この工事を、配管工事と呼びます。
■配管工事が必要な理由
配管は一度使用すると、中の銅が固くなる性質があります。
固くなった銅を無理やり折り曲げると、折れてしまう可能性があります。
折れた冷媒管を使い続けると、エアコンとしての役割をきちんと果たせないため、エアコン移設工事を行う場合は、配管のチェックが大切です。
▼まとめ
配管工事は、エアコンを取り付ける際に必ず必要な工事です。
エアコンの配管には、室内機と室外機をつなぐ役割があり、エアコンの機種によって使う配管の種類が変わります。
エアコンの移設工事の際に使っていた配管を使いたいと言う方も多いですが、古い配管は中の銅が固くなり折れる可能性があります。
折れた配管では、エアコンとしての役割をきちんと果たせなくなるため、業者によく確認してもらいましょう。